PicoWay(ピコウェイ)とは
PicoWayはレーザーエネルギーが極めて速く伝達されるピコ秒レーザーです。
ターゲットとなる色素粒子をより細かく壊し、周囲組織への熱ダメージの影響を抑えた
肌への負担が少ない治療ができます。
治療対象となる疾患
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症は保険適応となります。
その他の色素性疾患 (老人性色素斑、扁平母斑、そばかす、刺青など)は保険適応外です。
ピコショット
スポットで疾患にレーザーをあてます。あざ、境界線がはっきりしたシミ、刺青など
ピコトーニング
シャワーのように弱めに広くレーザーをあてます。顔のくすみ・色調の改善など。
治療後にテープを貼る必要はありません。月1回で3~5回程度繰り返してレーザーをあてます。
ピコフラクショナル
準備中
治療の流れ
- 診察にて治療の適応があるかご相談ください。治療をすることが決まったら説明を受けていただき、治療日の予約をとっていただきます。(あざ、刺青などの治療はテスト照射の予約となります。)ご不明点はなんでもお尋ね下さい。
- 治療前に洗顔してメイクを落とします。
- レーザーをあてていきます。(あざ、刺青治療では治療前に麻酔クリームを使用する場合があります。)
- アフターケアの説明をします。
- 経過観察のため指定日に再診をお願いします。
治療前の注意点
・日焼けをした状態では照射をすることができません。日焼けしてしまった場合には、日焼けが落ち着いてからの照射となります。
・照射部位に日焼け止めや化粧品が残っていないよう、レーザ照射前には必ず落としてください。
治療後の注意点
・照射部位に腫れや赤みが残ることがありますが、一過性の症状であり通常は時間と共に軽快します。赤み、晴れ、痒みが強い場合は来院してください。
・ガーゼ/ドレッシング剤保護+軟育処置を行います。自宅でも医師の指示に従って処置をお願いします。
・治療部位を掻いたり無理に擦ったりしないでください。
・当日はシャワー浴のみとしてください。
・日焼けどめを使用し紫外線対策を行ってください。
治療が行えない方
以下に当てはまる方は治療を受けていただくことができません。
・治療の注意点がご理解いただけない方、再診日に来院されることが困難な方。
・ケロイド、瘢痕体質の方・糖尿病などの内分泌疾患に罹患しており、創傷治癒に障害がある方
・免疫抑制を引き起こす疾患にかかっている方、免疫抑制剤使用中の方
・出血性疾患に罹患、抗凝固薬を内服中の方
・光過敏性発作・光線過敏症に関連した疾患に罹患・既往のある方
・光過敏症を誘発する薬剤・外用薬・サプリメントを使用中の方
・感染性の疾患に罹患しておられる方、治療予定部分に炎症や化膿、悪性腫瘍、ヘルペスがある方
・1ヶ月以内に強い日焼けのある部位
・妊娠中・授乳中の方
治療で起こりうるリスクについて
治療で起こり得るリスクには次のようなものがあります。
【色素沈着】 擦れやすい・日焼けしやすい箇所は色素沈着のリスクが高くなります。
【色素脱失】 色調が濃い場合は熱損傷や頻回の治療を行う事により発生する可能性が高くなります。
【瘢痕】 体質などにより形成するリスクが高くなります。
【その他起こりうる合併症】 痴皮形成、水疱形成、紫斑、紅斑、浮腫、搔痒感、炎症等が起こることがあります。
ピコウェイの費用(シミ、ソバカス、刺青など保険適応外疾患の場合)
ピコショット 1cm ×1cm毎に11,000円
ピコトーニング 1回 17,600円 (他の治療と組み合わせて行います)
ピコウェイ治療は予約でおこなっています
治療ご希望の方はまずは診察をお願いします