そばかす(雀卵斑)
そばかす(雀卵斑 じゃくらんはん)は子供の頃からある細かいしみで、多数できるので悩んでおられる方も多いです。
レーザーや光治療で治療できます。
そばかすは小児~思春期の頃から出現します。
鼻を中心に両頬に細かい茶色のシミが多数みられます。
遺伝的なものですが、適切な治療で薄く目立たなくすることができます。
紫外線を浴びると濃くなるので、日々の紫外線には注意が必要です。
そばかすの治療
ルビーレーザーによる治療
そばかすひとつひとつにスポットのレーザーをあてていきます。
治療後はそばかすの形通りにかさぶたがはります。
通常多数になりますのでガーゼ保護はせずにおきます。
無理にかさぶたをはがさないように気をつけてください。
かさぶたをとってしまいそうで心配という方は、ガーゼ保護ももちろんできます。
1度にたくさんかさぶたがはるのをさけたい方は、少しずつ部分的にレーザー治療をされるのもよいと思います。
仕事のお休みの前に多めにレーザーをあてられる方もよくいらっしゃいます。
冬の時季や花粉症時季に全体を治療され、マスクでかさぶたを隠される方もおられます。
マスクはされなくてもナビジョンスポッツカバーなどのカバーファンデを利用してかさぶたを隠すこともできます。ご相談ください。

ICON(アイコン)による光治療
光治療器はしみや血管病変に効果のある広い波長を出せる機械です。
スポットであてていくレーザーよりソフトな治療をすることができます。
光を繰り返してあてることにより広範囲にあるそばかすを薄くしていきます。

アイコン(ICON)は皮膚の冷却システムにより高出力でも安全に治療することが出来ますのでこれまでの光治療器で効果が出なかったしみやソバカス、赤ら顔、赤いにきびあとを改善することができる装置です。
治療後、しみが濃い部分は反応するとマイクロクラストと呼ばれる細かいかさぶたができる場合がありますが、テープなどを貼る必要はありません。
しっかり隠したい方は専用のカバーファンデーション、コンシーラーなどを用意しておりますのでご相談ください。
治療部分は無理にこすらないように注意してください。
紫外線ケアをしっかり行い、メイクは普通にしていただいてOKです。
1ヶ月ほどの間隔で5~6回ほど治療を繰り返してそばかすを薄くしていきます。