鶏眼(うおのめ)・胼胝(たこ)
どんな病気・症状ですか?
圧迫や摩擦などの機械的な刺激が繰り返してかかることが原因で皮膚の角質が硬くなるものです。
鶏眼(うおのめ)は硬い角質がくさび形になった芯があります。
胼胝(たこ)ははっきりとした芯はなく、皮膚の一部が硬く盛り上がっています。
うおのめはふつう足の裏にできます。
たこは生活習慣や癖などでよく使う部位にできますので、足の裏以外にも身体のあちこちにできます。
手指のペンだこや、くるぶしや足の甲にできる座りだこなどがあります。
診断・検査
視診によって診断します。
治療
スピール膏というサリチル酸を含む貼り薬で、うおのめやたこを柔らかくしたり、削る治療を行います。
日常生活の注意点
足の指や足の裏にできるたこは、足の形や大きさに合わない、ヒールが高い、底が固い、底が薄い靴を履いているとできやすいです。
歩き方や立ち方は人によって違いますので、足の裏の色々な箇所にたこができたり同じ箇所に繰り返したりします。
靴のサイズや形や歩き方を見直すことが大切です。
Q
どのタイミングで受診すればいいですか?
A.足の場合は、歩くときに痛みがでた時が受診の目安です。
手や他の部位の場合も、すれて痛みがでたり不都合が生じたりしたタイミングで受診ください。