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乾燥肌とは?|高岡市の皮膚科ちえこクリニック

2026年3月17日

日本は四季の寒暖差が大きく、冬場の乾燥した空気や夏の強い紫外線、さらにエアコンの長時間使用など、肌のうるおいを奪いやすい環境にあります。近年は花粉やPM2.5といった大気中の刺激物質の影響も重なり、季節を問わず乾燥を感じる人が増えています。

また、20〜30代は生活習慣の影響を受けやすい年代です。睡眠不足やストレス、エアコン環境、過度な洗顔やクレンジングによってバリア機能が低下し、これまで乾燥を感じなかった人でもカサつきや小じわを自覚しやすくなります。

乾燥肌とは?

乾燥肌とは、皮膚の水分量や皮脂量が低下し、角層のバリア機能が十分に働かなくなった状態を指します。肌表面がつっぱる、粉をふく、かゆみを伴うといった症状がみられ、日常生活に影響を及ぼすこともあります。単なる一時的な水分不足と考えられがちですが、原因には皮膚の構造的な変化や生活習慣、環境要因が関与しています。

さらにエアコンや暖房の使用により室内も乾燥しやすく、乾燥肌を自覚する人が増加しています。女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、加齢とともに皮脂分泌が減少するため乾燥傾向が強まりますが、近年は男性や若年層でもスキンケア不足や生活習慣の乱れにより乾燥症状が目立っています。

乾燥肌の原因

乾燥肌の原因として、低湿度や紫外線、過度な洗浄、摩擦などが挙げられます。洗浄力の強い洗顔料やボディソープを使用すると、必要な皮脂まで取り除いてしまい、皮膚の防御機能が低下します。また、熱いお湯での入浴も皮脂を過剰に奪う要因となります。

また乾燥肌の原因として、加齢、ホルモンバランスの変化、栄養状態、睡眠不足、ストレスなども考えられます。特に加齢に伴い皮脂腺や汗腺の機能が低下すると、自然な保湿力が弱まります。さらに、アトピー性皮膚炎などの基礎疾患がある場合は、もともとバリア機能が弱いため乾燥が慢性化しやすい傾向があります。

乾燥肌の症状

乾燥肌の初期症状は、洗顔後や入浴後のつっぱり感や粉吹きです。見た目には大きな変化がなくても、触れるとざらつきを感じることがあります。軽度の段階で適切な保湿を行えば改善が期待できますが、放置すると症状は徐々に強まります。

進行するとかゆみや赤み、ひび割れが生じることがあります。特にすねや肘、手指など皮脂腺が少ない部位は症状が出やすい部位です。かゆみによって皮膚をかき壊してしまうと色素沈着や湿疹を伴う場合もあります。

乾燥肌の対策

乾燥肌対策の基本は、洗いすぎを避けて保湿を徹底することです。洗顔や入浴はぬるめの温度で行い、こすらずに優しく洗います。洗浄後は速やかに保湿剤を塗布し、水分の蒸発を防ぎます。保湿剤にはヒト型セラミドやワセリン、ヘパリン類似物質などがあり、肌状態に合わせて選択します。

スキンケア製品は刺激の少ない処方を選び、香料やアルコールが強いものは避けます。化粧水のみで終わらせず、乳液やクリームで油分を補うことが重要です。

乾燥肌の予防

乾燥肌の改善には、日常生活の見直しも欠かせません。室内の湿度を適切に保つことは基本であり、加湿器の使用や洗濯物の室内干しなどが有効です。また、バランスの取れた食事を心がけ、タンパク質や必須脂肪酸、ビタミン類を十分に摂取することが皮膚の健康維持につながります。

十分な睡眠とストレス管理も重要です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復が促進されます。慢性的なストレスは自律神経やホルモンバランスに影響を及ぼし、皮脂分泌の低下を招きます。

乾燥肌の受診

セルフケアを行っても改善がみられない場合や、強いかゆみや炎症を伴う場合は病院やクリニックの受診が推奨されます。乾燥肌と思っていても、接触皮膚炎やアトピー性皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹など別の疾患が隠れていることがあります。

皮膚科では保湿外用薬や抗炎症薬の処方に加え、生活指導も行われます。早期に専門的な対応を受けることで症状の悪化を防ぎ、長期的な皮膚トラブルの予防につながります。