寒冷蕁麻疹について
寒冷じんま疹は
低温に曝露されるのをきっかけにして
膨疹がひきおこされるじんま疹の一種です。
全身疾患である
クリオグロブリン血症や
じんま疹様血管炎、遺伝的に発症する
家族性寒冷じんま疹があります。
寒冷じんま疹の検査
アイスキューブテスト
氷のブロックなどをビニールに包み、前腕の内側に10分あてます。
20分ぐらいまでのあいだに当てた部分に膨疹がでれば陽性です。
全身性寒冷じんま疹では陰性になりますので
低温室への入室などで症状の発現があるかを調べます。
寒冷蕁麻疹の治療
通常のじんましんと同様
抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤で治療します。
効果が乏しい場合は免疫抑制剤の内服を試みる場合があります。
寒冷蕁麻疹日常生活での注意点
日常生活では寒冷刺激をさけるようにします。
冬場は防寒をして急に体を冷やさないように
気をつけるようにしましょう。