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黄砂による皮膚炎

黄砂の飛来は2月から増加し、4月にピークを迎えます。
黄砂粒子にはアンモニウムイオンや硫酸・硝酸イオン等の
大気汚染物質やニッケルなどの金属粒子も含有されています。

 

ニッケルの金属アレルギーがある方が黄砂によりアレルギー反応を起こし、
顔や首などに湿疹などの症状がでる場合があります。
金属のアレルギーはパッチテストで調べられます。

 

顔や首の湿疹には炎症をとるステロイド剤の外用、かゆみが強い場合は
抗ヒスタミン剤の内服をします。

 

外出の際にはマスクなどでの防御、
帰宅されたら露出部を洗い流すなどの処置が有効です。

 

洗い流した後は保湿ケアをして皮膚のバリア機能を保つようにしましょう。
クレンジングや洗顔の際のこすりすぎにも注意してください。