クラゲに刺されたら
クラゲ刺症は腕や下肢に多く、刺されると痛みを感じ、 皮膚が腫れて赤みを伴います。
触手が付着した部分は線状に並ぶ赤いぶつぶつや みみずばれがみられます。
水ぶくれを伴う事もあります。
刺されたときは海水で洗います 。
真水で洗うのは触手にある刺胞(毒をもつ小カプセル)の発射を 促してしまうのでしないこと。
砂や水でこすることも刺胞の発射をうながすので しないようにします。
岸に打上げられているクラゲにも触らないようにしましょう。
治療は炎症をとるステロイド外用剤を使用し、かゆみがある場合は 抗ヒスタミン剤の内服を
するなど症状に応じて行います。
広範囲を刺された場合は嘔吐や発熱を伴うこともあります。
まれにアナフィラキシーショックをおこすことがありますので 注意が必要です。