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脂性肌とは?|高岡市の皮膚科ちえこクリニック

2026年5月25日

肌の印象には、清潔感やメイクの仕上がりだけでなく、その日の体調や気分も表れます。朝は整っていた肌が昼過ぎにはべたつき、夕方には毛穴やテカリが気になることもあります。脂性肌は、見た目だけでなく、毎日のケアにも迷いやすい肌質です。

肌の状態は、体質だけでなく、季節、睡眠、ストレス、食事、ホルモンバランス、化粧品などの影響を受けて変化します。皮脂は肌を守るために必要なものですが、過剰に分泌されるとテカリや毛穴、ニキビの原因になります。まずは皮脂が増える原因を知り、自分の肌に合ったケアを選ぶことが大切です。

脂性肌とは?

脂性肌とは、皮脂の分泌量が多く、肌表面が油っぽくなりやすい肌質です。特に額、鼻、あごのTゾーンは皮脂が多く、テカリやべたつき、メイク崩れ、毛穴の目立ちが起こりやすくなります。

ただし、皮脂は肌の水分を守り、外部刺激から肌を保護するために必要なものです。皮脂を落としすぎると乾燥や刺激につながり、かえって肌のバランスが乱れることがあります。脂性肌では、余分な皮脂をやさしく落としながら、必要なうるおいを保つことが大切です。

脂性肌に多い症状

脂性肌の特徴は、洗顔後しばらくすると顔全体やTゾーンにテカリが出やすいことです。メイクがよれやすい、あぶら取り紙に皮脂が多くつく、毛穴の黒ずみや角栓が目立つ場合も脂性肌のサインです。

ただし、テカリがあっても肌内部が乾燥しているインナードライの場合があります。洗顔後につっぱる、頬や口周りがかさつく、化粧水がしみる場合は、皮脂を抑えるだけでなく保湿を見直すことが大切です。

脂性肌の原因

脂性肌の原因は、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂の分泌量が増えることです。皮脂の出やすさには個人差があり、遺伝やホルモンバランスも関係します。思春期だけでなく、成人後も月経周期、妊娠、睡眠不足、ストレスなどの影響で皮脂が増えることがあります。

特に男性ホルモンの一種であるアンドロゲンは、皮脂分泌に深く関係しています。アンドロゲンの影響を受けると皮脂腺が刺激され、皮脂が出やすくなります。皮脂の量が増えると、古い角質と混ざって毛穴をふさぎやすくなり、ニキビや角栓の原因につながります。その状態が続くと、白ニキビや黒ニキビ、炎症を伴う赤ニキビができることがあります。

生活習慣や環境の影響

脂性肌は、生まれつきの肌質だけでなく、季節や生活習慣の影響でも目立ちやすくなります。気温や湿度が高い時期は皮脂が広がりやすく、汗と混ざってべたつきが強くなります。マスクや前髪の接触、長時間のメイクも、毛穴詰まりやメイク崩れの原因になります。

また、睡眠不足やストレス、食事の偏りも皮脂バランスに影響します。甘いものや精製された炭水化物に偏らず、たんぱく質、野菜、食物繊維を意識し、生活リズムを整えることが大切です。

間違ったスキンケアの影響

脂性肌の方に多いのが、洗浄力の強い洗顔料で何度も洗ってしまうことです。皮脂をすっきり落とした直後は快適に感じますが、必要な皮脂やうるおいまで奪われると、肌は乾燥や刺激を受けやすくなります。その結果、皮脂と水分のバランスが乱れやすくなります。

脂性肌でも保湿は必要です。保湿不足になると肌のキメが乱れ、毛穴が目立ちやすくなります。油分の重いクリームが苦手な場合は、化粧水や軽い使用感のジェル、乳液でうるおいを補いましょう。アルコールが強い化粧品やスクラブの使いすぎは刺激になるため、脂性肌ほどやさしいケアを心がけることが大切です。

脂性肌に合う洗顔と保湿の考え方

脂性肌の洗顔は、朝と夜の1日2回を基本にします。ぬるま湯と低刺激の洗顔料で、こすらず泡を転がすようにやさしく洗いましょう。小鼻や額は丁寧に、乾燥しやすい頬や口周りは短時間で洗うと、肌のバランスを保ちやすくなります。洗顔後はタオルで軽く押さえて水分を拭き取り、すぐに保湿することが大切です。

保湿では、べたつかないものを選ぶと続けやすくなります。ヒアルロン酸、グリセリン、セラミドなどは脂性肌でも取り入れやすい保湿成分です。脂性肌の保湿は量の調整も重要で、顔全体に同じ量をなじませるのではなく、Tゾーンは薄く、頬や口周りは必要に応じて重ねる方法が向いています。

美容皮膚科でできる脂性肌へのアプローチ

美容皮膚科では、まず肌の状態を確認し、脂性肌に見えている原因を整理します。皮脂が多いだけでなく、乾燥、毛穴詰まり、ニキビ、赤み、ホルモンバランス、生活習慣などが関係している場合もあります。見た目が似ていても必要なケアは異なるため、普段の洗顔や保湿、使っている化粧品、食事、睡眠なども含めて確認することが大切です。

当クリニックでは、肌の悩みに合わせてスキンケアや食事の見直し、必要に応じた施術を組み合わせながら、健やかな肌状態を目指します。脂性肌による毛穴詰まりやニキビが気になる場合は、肌状態に応じてケミカルピーリング、イオン導入、光治療などを検討することがあります。皮脂を一時的に抑えるだけでなく、肌のバランスを整えながら、テカリや毛穴、ニキビが起こりにくい状態を目指すことが大切です。

脂性肌の正しい理解と継続ケア

脂性肌は、体質だけでなく、ホルモン、季節、ストレス、睡眠、食事、スキンケアなどの影響が重なって起こります。皮脂は肌を守るために必要なものですが、過剰に分泌されるとテカリや毛穴、ニキビの原因になります。洗いすぎや保湿不足を避け、洗顔、保湿、紫外線対策を整えることが大切です。

ニキビ、毛穴詰まり、赤み、かゆみなどが続く場合は、自己判断でケアを続けず、美容皮膚科へ相談しましょう。肌状態に合わせたケアや治療を受けることで、脂性肌による悩みの改善を目指しやすくなります。