ジベルばら色粃糠疹とは
どんな症状ですか？
主に上半身に爪甲大までの赤い発疹が多発する疾患です。 はじめに比較的大型のヘラルドパッチと呼ばれる初発疹が出て、その後１〜２センチ大の小型の辺縁にカサカサをつけた赤い発疹が背や胸からお腹などの体を中心に多数出現します。
原因はなんですか？
不明な点も多いですが、ヒトヘルペスウィルスの関連が考えられています。
検査は何をしますか？
ジベルばら色粃糠疹の診断は通常発疹の形状や分布、経過より判断します。 梅毒性ばら疹や他の類似の発疹を生ずる疾患との鑑別をするために採血検査や皮膚生検をする場合があります。
治療
ステロイド外用剤を塗布します。痒みも伴う場合は抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服をします。
いつ治りますか？
通常１〜２か月ほどで発疹は自然に消えていきます。